トッシーこと、北代さん家の旦那の方です。

前から書こう書こうと思っていたのですが、33歳が終わりを迎える前に(数秘33だけにw)書き始めたいと思ったので、とりあえずちょっとずつ書き始めたいと思います。

今思えば私が育ってきた環境はある意味特殊で、常識と非常識(一般的でないという意味)のハイブリッドな環境だったなぁと思います。

そのハイブリッドな環境で育ってきたことで、自然と物事をニュートラルな視点で捉えることができるようになったので、それが今の自分に大きく役に立っているなぁとつくづく感じています。

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ごく一般的な家庭に育つ

父親は普通のサラリーマン、母親は専業主婦、そして兄貴と私の4人家族というごくごく一般的な家庭で育ちました。

兄貴も自分も高校までは近所の公立学校に通い、良い学校を出て、良い会社に勤めることが幸せへの第一歩だと思っていたし、この世界の先人である親や先生など大人たちの言うことを聞くのが賢明だと思っていたし、結構素直にその通りにしてきました。

「なんで勉強するんだろう?」→「そりゃそのうち役に立つからでしょ。」

みたいな感じで深く考えもせず、周りがそうするように中学になったら塾に通って、高校に入ったら大学受験に向けて勉強して、一年浪人した後、大学に入ったらご多分に漏れず好き勝手遊んで、大学3年生になったらみんなと同じようにスーツを着てエントリーシート書いて就職活動して。

私の場合、縁があって大学院へ進学したのですが、卒業後は一般の企業に入社しました。これが26歳の時(27歳になる年)。

そして、そこからは、いわゆる“普通”とは違う道を歩み始めるのですが、ここまでは自分でも結構“普通”だったなぁと思います。

子供のころから、周りと比べて自分がやりたいことは割かしハッキリしていた方で、声優になりたいとかアナウンサーになりたい(声の仕事がしたい)と思っていたこともあり、そういう学校に通ったりもしていたのですが、
とはいえ、それはあくまで「夢を語る」レベルで、高校、大学へと進むにつれて、「現実的に考えて自分に合った道を選択する」という方向に舵を切っていました。

特に学生の卒業を控えて進路を決める頃は、少し諦めのようなものを感じながらも、世間の流れに沿って動いていた感がありました。

今の私を見ると意外だと思われる方も多いかもしれませんが、振り返るとそんな感じで結構普通な人間でした。

スピリチュアルな視点を形作った、唯一特殊な家庭環境

そんな普通の家庭で育ってきたのですが、唯一特殊な点がありました。

それは、とある宗教に所属していたことです。

ばあちゃんが結構熱心な信者さんで、よく人助けのために外に出回ったり、家に人を招いたりしていたみたいです。
親はそのばあちゃんの姿を見て、すごいなぁと尊敬はしつつも、宗教に属していると煙たがられるので、一時期は敬遠していたみたいでしたが、
私がまだ幼いころに、とても素晴らしい布教師さんと出会ってお世話になって以来、家族でその宗教の教会に通うようになりました。

私も小学校3年生ぐらいから頻繁に通うようになって、そこで人生哲学だったり、色々なスピリチュアルな事柄だったりについて勉強しました。(なかば強制的にではありましたが(笑))

霊界の話とか、天国と地獄とかそういった話から、感謝が感謝を運んでくるとか、物を大切にするとか挨拶をするとか時間を守るとか(時間は今でも守れないけどw)そういった話を本で読んだり聞かせてもらったりしていました。

当時から、幼いながらもそういった話は嫌いではなく(活字だけの本を読むのは苦痛だった時もありますが(笑))ここで沢山のことを勉強していたおかげで、今こうやって数秘のお仕事をしたり、スピリチュアルに関する話をしたりする上ですごく役に立っているので、
当時そこで体験した修行のようなことや(滝に打たれるとかではないですよw)、教会に通うために友達と遊べない寂しさも、今ではありがたかったなぁと思っています。

そのお世話になった布教師の方が10年近く前に亡くなってからは、私たち家族も教会からは離れましたが、そこでの学びの数々を生きる上で今でも大切にしています。

さらに特殊→ホイミをし合う家族

突然すみませんw

え??って思った方!
ホイミですよホイミ!ドラクエのあれですね。
真剣にホイミをし合う家族は実在するんです!!ww

宗教に属しているだけだったらまだ普通の域かもしれませんが、自分でもこれはかなり特殊だと思っています。

いや、まぁホイミって言っても、つまりはヒーリングなんですが(笑)
(あ、ホイミが分からない方は検索してみてくださいね。)

その宗教は宗教の中でも結構特殊だと思うのですが、健康のために手かざしのヒーリング(レイキヒーリングのようなもの)をするという所でした。

まぁつまりは「ウチに入ればあなたも簡単にホイミ(ヒーリング)ができるようになるよっ!」ってのがウリだったんですね。

なので、私たち家族も毎日のように家族でヒーリングをし合う不思議な家庭でした。

「うわぁ、俺ホイミできるんだ~!レベルが上がればきっとベホイミも使えるようになるかも、へへっ。」

って、思っていました。いや、これホントです(笑)

そんな家庭だったので、私はこれまで、麻酔とどうしても耐えられない時の痛み止めと一度だけ体験した治験の時に服用した薬以外は薬を使うことなく、ホイミで病気を乗り越えてきました。

自分にとってはそれが当然だったのですが、人に話すと驚かれます。(そりゃそうか)
でも、人間意外とそうやって生きてこれるもんなんです。

とはいえ、根拠もなくそのヒーリングを信じていた訳ではなく、自分の母親が大きな病に倒れた時に、家族で協力し合ってそれ一本で乗り越えた経験があったので、そんな“非常識なやり方”も一つの方法として取り入れることができました。

物事の善悪は一概には決められないと考えるようになった「病気はデトックス作用」という考え方

もうひとつその宗教が特殊だったのは、「病気は体内浄化のためのデトックス作用」という考え方でした。
なので、「薬を使わずにヒーリングで自然治癒力を高めて治す」という手法が取り入れらていたのです。

ちなみに、それには「薬は症状を抑えるためのもので、(薬を使うとデトックスを止めて出すべき不要物が体内に残ってしまうので)人間本来の自然治癒力で治すことが根本治療」という考え方がベースにありました。
この考え方自体は、最近は結構色んなところで言われていますが、当時はまだまだレアな考え方でした。

そんな感じで「病気になることはむしろ良いコト」と教わっていたので、むしろ風邪をひかないと心配になるくらいでした(笑)

また、これは宗教にはありがちかもしれませんが「自分に起こる災難は全ては自分がよりよくなるためのこと」とも教わっていました。
(あの時は大変だったけど、それがあったおかげで今の状況がある的な話ですね。)

そんなこともあって、小学生の頃から「全ての物事は善か悪かはその場では判断できない」と考えるようになりました。
(その考えは、後にスティーブ・ジョブズの「点と点がつながる」という話を聞いて、より強化されることになります。)

それは、例えば「人に対しての善悪の判断も一概に言えない→色んな人がいて色んな主義主張があって良い」と考えるようになったり、
場合によっては比較的重要な人生の決断の時でも中立的な立場から判断するようになっていきました。
(そして、これが行き過ぎて人生で判断できなくなるという経験もしましたが(笑)これはまた改めて書こうと思います。)

(ちなみに、この考え方って、数秘2-33っぽい考え方だな~って思います(笑)
自然とそういう風になるから面白いですよね~)

単なる変な人の身の上話になってきましたが、要はハイブリッドってことです(笑)

ちょっと後半に普通とは変わった話が多かったので、単なる変人の話になってしまいましたが(笑)

こうして常識と非常識の狭間で育ったおかげでどっちの感覚も持っているニュートラルな人間が誕生しました。

時には中立過ぎて、自分自身が素っ気なく感じることもありますが、
でも、こうした考え方は数秘セッションや人の相談に乗る時にとても役に立っていて、相手の考え方が自分と違っていてもそれはそれで尊重するということが特に気にせずできるようになったのは大きかったなと思います。

あとは、焼き芋屋さんをやっていて車を燃やしてしまった時に、「ついに俺は神に選ばれたな」と思えたことも、こういう価値観が育っていたからだと思います(笑)

なので、私と初めて会った人は「礼儀正しいマジメな青年」と思うかもしれませんし、私をよく知る人は「クレイジー」だと言うし、まぁそんな感じのハイブリッド人間だと思っていただけますと光栄です(笑)

単に変な人間じゃないのよっ!

ただ、最近はどちらかというと「クレイジー」寄りになってきて、その方が楽しいと思うようになってきたので、
今後、そんな「クレイジー」側を培ってきた経験をさらにお話しできればと思っています~。

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